人として最低な私

• 2017年05月10日

パチンコを始めたのが約６年前、大学の後輩に誘われたのがきっかけでした。
思い起こしてみれば小さいころ頃からギャンブル好きなところがありました。

小学生の頃、ゲームセンターのメダルゲームに嵌り、親の財布からお金を盗んでは毎日のように行っていました。
抜き取った総額は１万や２万円ではきけません。
親も当時なぜそんな大金を持っていたのか、決して手を付けていいはずのないお金だったことを最近聞かされました。
誤解を招かぬように言っておきますが犯罪とは無縁です。
また、私がお金を抜いていたこと、恐らく絶対に気付いていたのでしょうがそのことへの言及はありませんでした。

話しが脱線しましたが、幼いころよりギャンブルに依存気味だった私。
高校に入り、パチスロだけは絶対にやらない、やってはいけない、と強く思っていたことを今でもはっきり覚えています。
しかし、ひょんなことから行ってしまったパチンコ。
ビギナーズラックとはあるもので、少ない投資で３万６千円のプラスになりました。
あぁ、楽しいなぁ。と思うと同時に、もう、ダメだ。
と、私の中で何かが壊れたような、そんな感覚も覚えました。

そこからの私の荒廃ぶりはすさまじいもので、大学の単位は落とすことなく取れていたものの、時間さえ空けばパチンコ、バイトまで時間があればパチンコ、友達との約束を破ってまでパチンコ、親に嘘をついてお金をもらいパチンコ、大好きだった祖母が危篤だったにもかかわらず見舞い先でパチンコ。
パチンコ、パチンコ、パチンコ。
私の生活はいつしかパチンコが中心になってしまっていました。
が、しかし不思議なことに当時の私はあまり負けていたような記憶がありません。
大抵は勝っていて、負けても１万程度、あるいはとんとんか。
そんなこともあってか、本当に楽しかったです。

書きたいことがたくさんあるのに、うまく言葉にできません。
パチンコを始めたことで生活リズムが狂いだし、ダイエットは失敗し、花の大学生ライフだったのに彼女の一人もできず。
運よく就職した先もわずか2ヶ月で辞め、親元に逃げ帰り、フリーターを経て今現在はなんとか正規で勤めてはいますが…

パチンコと、スマホのゲームで遂に私は消費者金融に手を出してしまいました。
母親にはお金を借りたことがばれていましたが、父親にはばれていませんでした。
ちなみに借りた金額は総額で40万程。
毎月少しずつ返していたところ、30万円ほどのところで母親にばれました。
怒ることなく、頑張って返していけばいい、と言ってくれました。
そしてあるとき、私に救いの手が伸びました。
実は私の家族は私を除き皆東日本大震災の被災者です。
震災当時、住所を県外に移していた私は一切の保証の対象にならず、ただただ実家にある私物だけが失われただけでした。
そんな私を憐れんでくれたのか、貰った補償金の一部を私にくれました。
私は借りていたお金を返し、僅かに残った残金を通帳に貯金し、消費者金融の借り入れのカードをはさみで切断しました。

これで終われれば・・・。

言い訳がましいですが、去年の暮より友人の結婚式や車の修理で出費がかさんでしまい、遂にはまた消費者金融でお金を借りるという愚行を犯してしまいました。
1万円だけ、2万円だけ…。
気付けば現在19万円の借金です。
もちろん、お金を借りてパチンコに行きました。
両親に本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいなのに、今日もまた行ってしまいました。
仕事帰りに、外で夕飯を済ませたあとフラっと立ち寄って1万5千円を捨ててきました。

まだまだ私の人間として終わった話しはたくさんあります。
が、言葉に起こしていて自分でもこれ以上話しを書きたくなくなりました。

長くなりましたが、今日からスパッとやめられるかと言ったらわかりません。
でも、どこかで区切りを付けなくちゃとずーっと考えていました。
それが今日であればいいなと思い駄文ですが書かせていただきました。